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Meson Weddingにまつわるストーリーをご紹介。

お客様の声を引き出す「プランナーの聴く力」

2024.07.21

最近「ライティング講座」というものに参加しました。
「聴く力・書く力」の基礎を学び、実際に取材、編集し、
WEBサイトへ記事をアップするところまでを目指す、とても実践的なワークショップです。
今まであまり意識していなかった「聴く」という行動への解像度が、急激に上がったよう感じました。

少し話が逸れますが、今、メソンではロゴの制作作業を進めています。
ロゴというのは、お客様からの第一印象に強い影響を与えるもので、
しっかりと時間をかけて作りたいと思っています。

デザイナーの方には、私たちの思っていることや、感じていること、
好みや今までの背景や未来へのビジョンに至るまで、
ありとあらゆることを知っていただく必要がある、と思いました。

私がそれらをうまく伝える力ももちろん必要なのですが、
デザイナーの方の聴き出すスキルが高いと、完成度もおのずと高くなってくるのではと感じました。

 

そんなことを考えていたら、「聴く力が重要」なのは、
結婚式のプランナーにも当てはまるかもと、思い始めたのです。

 

メソンでの結婚式は、お二人の「思い」をベースに、一から進行を組み立てます。
例えば「ケーキカットはしたくない」というお二人がいたとしましょう。

このように考えられた理由は、
・恥ずかしい
・ケーキが好きじゃない
・やる意味が感じられない
などなど、聞いてみないと分かりません。

理由が何なのか、何かの経験からそう考えたのか、代わりに何ができるのか。
表面に見えている1つの要望を、ただ受け入れるのではなく、深堀りして聴きだしていきます。
「聴く」ということをどこまでできるかによって、結婚式当日が大きく変わってくるのだと思います。

ワークショップで学んだ経験を活かしつつ、
お2人の根底にある思いやイメージをずるずると引き出せるように、
さらに「聴く力」を磨いていきたいと思います。

 

(とはいえ、まだまだ私の力だけでは足りない部分もあると思いますので、
皆さんもささいなことから、たくさん私に情報を与えていただけたら嬉しいです!)

 

「特に何か希望があるわけではない」という方も、ぜひ一度お話をしにきてみてください。

 

【先輩に聞く】一生に一度だからこそ、こだわり抜いた結婚式

2024.07.08

寛明さん&麻衣さん ご夫妻

 

お式を挙げられて1年、結婚記念日当日を選んで、メソンへ宿泊にきてくださいました。

夕食前のお時間を頂戴して、「どんなふうに準備を進めていかれたのか」「メソンで結婚式を挙げてみて」などなど、さまざまなお話を伺いました。

――――――――――――

 

メソンプランナー渡辺(以下メ):メソンとの出会い、見学に来ようと思われた理由は?

 

寛明さん(以下ひ):結婚式場はもともと、2人の地元である奈良、滋賀と、中間地である京都に絞って探していました。

妻から豪華な式場というよりは落ち着いた会場がいいという希望があり、それをもとにネットで検索することから始めました。

麻衣さん(以下ま):自然に囲まれた場所で、自分たちらしいアットホームな結婚式が出来ればというのは、前から考えていました。

 

ひ:気になった式場を、何件か回りましたがしっくり来ず、ある日、グーグルマップで「結婚式場」と検索してみたら「なんか湖西にピンが立っているぞ」となりました。

ホームページを見てみたら、妻の希望のイメージにぴったりで、「すごいところ見つけたよ!」と伝えて、そのまま見学の予約を取りました。

 

メ:実際に見学に来られた時の印象、メソンに決めようと思っていただいた理由は?

 

ひ:ホームページの雰囲気は良かったけれど、実際はどうなのかなという不安は正直ありました。でも、想像通りどころか、想像以上でしたね!

 

試食させてもらったお料理もとても美味しかったです。他に見学に行ったところや、ゲストとして参列したどの食事よりも、飛びぬけて美味しいと思いました。

 

ま:実は最後まで迷っていた式場が1つありました。京都駅からのアクセスが良くて、予算的にもこちらより低かったんです。

メソンでは、基本のプログラムみたいなものは無くて、全部を一から自分たちで作り上げると聞いていたので、良いところだけど、大変かもしれないなとも思っていました。

 

夫が「最終判断は任せる」と言ってくれて、考えた時に、メソンにはどんな条件もはるかに上回る良さがあるなと思って。

 

メ:具体的にはどこにそれほど魅力を感じていただいたのでしょうか?

 

ま:よくある結婚式場だと、落ち着かないというか、背伸びしないといけない雰囲気があると思うんです。

家に招待するように、私たちもゲストも緊張せずにリラックスできる結婚式にしたいという気持ちがあって。

メソンの自然に囲まれたロケーションと建物が作り出す他にはない空気感にとても魅力を感じました。

 

メ:いざ、準備をし始めて、大変だったこと、逆に楽しかったことなどあれば教えてください。

 

ま:お互いに仕事をしながらなので、相談する時間がなかなか取れなかったのがけっこう大変でした。ふたりで納得して進めたいけど、お互いにこだわりもあり、思うようにいかないこともありましたね。

 

ひ:そこで途中からは、ざっくり役割分担をするようにしました。妻は、当日使うアイテムの制作など、進行に関わる中身の部分。私はスケジュールや準備物の管理、外部との連絡など、総括的な役割を担いました。

そうすることで、お互いに気持ちよく準備が進み始めた気がします。

 

ま:夫のほうが几帳面なので、やることリストや準備物・持ち物リスト、台本の作成などを進んでしてくれてとても助かりました。

あとはペーパーアイテムを一からデザインして手作りしたことや、「これだ!」と思えるドレスに出会えるまで、ドレスショップをたくさん回ったことも大変でした(笑)

 

でも、どれも途中で妥協せずに、納得して自分の好みのものにできたので、楽しかったですし、満足しています。

 

メ:当日、これをやって良かった!というものはありましたか?

 

ひ:2人で司会をしたのは、すごく楽しかったです!

 

ま:実は司会に関しては、自分たちでするのかギリギリまで迷っていた部分でした。

「ゲストに失礼だ」という意見をネットで見たことや、自分で出来るのかという不安もあったんですけど、夫に「2人でやったほうが面白いし、僕たちのゲストにそんな風に思う人は絶対いない!」と説得されて思い切ってやることにしました。

 

これまでの方の台本なども参考にさせていただきつつ、実際にやってみたら意外と何とかなりました(笑)

友人や親族からも好評で、「2人の仲の良さを感じた」と感想をもらいました。

私たち自身も2人で司会をして、「ゲストをおもてなししたい」という気持ちを表現できたように思います。

 

 

ひ:司会に付随して思い出したのは、お料理を取り置いてもらえたことです。

取り置いた料理を式後の夕食として食べられたのはすごくありがたかったですね。お料理の美味しさでメソンを選んだということもあったので、それがなければお料理を食べるために、司会に集中することが出来なかったと思います(笑)

 

メ:それは泊まれる結婚式場ならではかもしれませんね。

最後にこれからメソンで結婚式をあげようとする方へ、アドバイスがあれば教えてください。

 

ひ:メソンは自由度が高いのが一番良いところでもあり、大変なところでもあったと思います。

そのため、アドバイスとしては、準備期間を長めに用意されたほうがいいのではないかと思います。

ま:私たちは1年くらいの準備期間がありましたが、その分いろいろな選択肢を考えることができてよかったです。

あと、自由度は高かったですが、考えていくうえでプランナーである渡辺さんの存在は大きかったですね。

初めて伺った時から、対応いただいた渡辺さんを含め、スタッフの皆さんの雰囲気が良いねと妻と話していました。

友人などからプランナーと揉めたり、途中でプランナーが変更になって引き継ぎがうまくいかなかったり、というトラブルも聞いていたので、どんな方に担当してもらうかはとても重要だと思います。

 

ひ:私たちは渡辺さんに見学から打ち合わせ、当日までずっと変わらずに付いてもらえました。

私たちの疑問や質問に丁寧に一つ一つ向き合って、様々なご提案をいただけたのが、とてもありがたかったです。

 

これから結婚式を挙げる方は、プランナーさんと一緒にたくさん考え抜いて、納得して結婚式を迎えてほしいと思います。

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夕食を終えて…

 

メ:お式を挙げていただいた時とお料理が変わって、イタリアンになりましたが、いかがでしたか?

 

ひ:美味しかったです!私は特にメインの鴨肉が好みの味でした。

 

食事中に妻と、もう一つメソンの良さとして、こんな感じで帰って来られるのが良いなという話をしていました。

普通の結婚式場だと、当日と同じ会場でまた食事をすることは出来ないと思うし、プランナーさんと直接会って、思い出話ができるのも、個人で経営されているメソンならではだと思います。

 

これからも毎年来られるように、日々頑張ります!

 

 

―――――――

 

打ち合わせをする中で、麻衣さんの「全てにおいて納得するまで妥協しない」という徹底ぶりは本当に見習いたい姿勢でした。

 

そして寛明さんが、そんな麻衣さんと「とことん一緒に考える」という関係性が、素敵だなといつも感じていました。

 

お2人で同じように肩を並べて、一つ一つのことに真摯に向き合い、考えること。

それが、忘れられない大切な一日を作ったのではないかと思います。

 

自由度が高いと言われても、何から始めたらいいのか分からない、という方もおられると思います。

どうぞ、一度メソンにお越しいただいて、会場に身を置いてみてください。

少しずつ、自分たちのやりたい結婚式のイメージが湧いてくると思います。

 

寛明さん、麻衣さん、また来年も、お待ちしています!