もしも、結婚式をする意味に迷ったなら
2025.07.26
NHKの朝ドラ「虎に翼」、ご覧になっていましたか?
主人公・寅子(ともこ)は、戦争で最初の夫を亡くした後、2人目の夫となる航一と出会い、事実婚を選びます。
結婚式に気乗りしないという寅子に、弟が用意したのは…仲間たちがサプライズで開く結婚式。
ともに法律を学んだ仲間が読み上げる“判決文”に見立てた祝福の言葉に、寅子は涙を流しました。
(詳しくシーンを見たい、思い出したいという方はこちらの記事に上手くまとめてありますので、あわせてご覧ください。)
https://realsound.jp/movie/2024/08/post-1757334.html
視聴者ならみんな大好きなこのシーン。わたしもすごく心を動かされました。
戦後、それぞれが複雑な事情を抱え、一度も集まることが出来ていなかった大学時代の仲間たち。
寅子がこのタイミングで結婚し、弟が結婚式を企画していなければ、二度と再開出来ていなかったかもしれません。
思い出すのは、以前のパーティでの新郎のお父様のご挨拶。
「今日という日を迎えられたのは、ひとえに、家内のおかげです。お母さん、ありがとう…!」
ふだんは言葉少ななご主人だったそうですが、この日ばかりは、声を詰まらせながら感謝を伝えておられました。
「結婚式は気乗りがしない」「自分たちのために、そこまでしなくてもいい」と思う気持ちも、よくわかります。
でも、結婚式はふたりのためだけでなく、ご家族や大切な人たちの心に残る、大切な“節目”でもあるのかもしれません。
そんな心に残る一日を、自然に囲まれたこの場所で、美味しい料理とともに。
オーベルジュメソンでの特別な時間が、その一助となれたらうれしいです。